外来・専門外来について
はじめての方へ
はじめて受診される方は、事前に当院までお電話にてご相談ください。受診の際は、健康保険証・各種医療受給者証(お持ちの方のみ)おくすり手帳をご持参の上、午前11時までに本館外来受付へお越しください。
他院から紹介状をお持ちの方は必ず本館外来受付にご提示ください。
診療時間
診療時間:午前9時~午前12時
診療受付時間:午前8時45分~午前11時30分
※はじめて受診される方は、午前11時までにお越しください。
※当院では、医療安全確保のため、患者様の呼出をお名前で行っております。
※土曜日は、初診の患者様のみ予約制となっています。
外来診療担当医
※担当医は学会等の都合により休診・代診の場合があります。予めご了承ください
外来について
一般外来
時代が進むとともに、社会背景の変化や価値観の多様化、情報網の進化など、ずいぶんとストレスを感じやすい時代になりました。宮本病院では、患者様一人ひとりにあわせた柔軟な診療や治療が重要だと考えています。若年層から高齢者まで、性別を問わず、不安や苦しみを軽減できるよう、寄り添うスタイルの医療を目指しています。
和歌山県立医科大学との連携
令和3年11月より和歌山県立医科大学神経精神科紀本教授が助勤されるなど、当院では和歌山県立医科大学神経精神科医局より医師派遣を受け入れており、協力体制を構築しております。
反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)、修正型電気痙攣療法(m-ECT)やクロザピン治療については、和歌山県立医科大学への紹介が可能です。
専門外来ギャンブル依存症外来 / アルコール依存症外来 / リワーク外来 / 女性専門外来 / 認知症(もの忘れ)外来
ギャンブル依存症外来
「やめなくては・・・」と分かっていても、どうしてもやめられないのが依存症です。
依存症治療専門医療機関の当院ではギャンブル依存症外来を令和2年より開設し、ギャンブル行動を防ぐために特化された診療、治療プログラムを行っております。
ギャンブル依存症は早期に治療を受け、適切なサポートを受けることで回復ができる疾患です。ご本人様はもちろんのことご家族様につきましても、お一人で悩まれずにまずはご相談いただければと思います。
アルコール依存症外来
アルコール依存症は、ご本人の意思では飲酒のコントロールができない病気です。
依存症になると、身体と心、仕事や家庭に大きな影響を及ぼすだけでなく、ご家族や周囲の方も巻き込み、社会的・経済的問題が起こります。
回復には長い時間が必要ですが、専門治療によって断酒を継続し、体の健康や生活の安定を目指すことができます。
回復に向けて、一度ご相談ください。
リワーク外来
仕事での過度なストレスがきっかけで、強い不安やストレス等を感じておられる方は年々増加しています。
「仕事に行かなければならないと思うと不安になり眠れない」「休職しているが復職に向けた体調に不安がある」など就労定着におけるメンタルヘルスの課題は多岐にわたります。
当院では、こころの健康を保ちつつ職場復帰をしていただけるように専門外来ならびに復職に向けたリハビリテーションを行っております。
予約制となりますが、まずはゆっくりとお気持ちをお聞かせください。
女性専門外来
当院では、女性医師による女性専門外来を行っています。女性専門外来は、女性と男性の身体の仕組みの違いや、生活様式・社会的役割の違いを考慮し、女性特有の疾患やライフスタイルによって生じてくる様々なメンタルヘルスの問題に対してゆっくりお話を伺いながら、性差に配慮した診断、治療を行います。
認知症(もの忘れ)外来
認知症の初期症状から対象とした認知症専門外来を行っています。認知症の疑いがある方、加齢に関連した精神科疾患の疑いがある方、最近不眠・もの忘れが激しくなってきた方、せん妄や物盗られ妄想などの症状への治療を受けたい方、または家族が上記症状でお困りの方、認知症の専門的治療を受けたい方が対象となります。
必要に応じて、医療・保健・介護・福祉関係機関ならびに地域包括支援センターなどと連携を図り、必要な支援を考えます。
このような症状の方はご相談ください
うつ
- 何に対しても興味関心がない
- 人付き合いが面倒
- イライラが続く
- ネガティブ思考になる
- 憂鬱になったり気持ちが安定しない
- 自分を責めてしまう
- 集中力が散漫になる
- 将来への希望がなくなり、悲観的に考えるようになる
- 食欲が低下する
睡眠障害
(不眠症・過眠症)
- 寝ても翌日に疲れが残る
- なかなか寝付けない
- 夜中に2回以上、目が覚めてしまう
- 睡眠不足で日常生活に支障をきたしている
- 昼間にすごく眠くなる
- 朝早く目覚めて、その後、寝付けない
- しっかり寝ても眠い
- 誰かに起こしてもらわないと起きられない
- 昼寝をしても頭がすっきりしない
ストレス性障害
(適応障害)
- 動悸や怒り、不安を感じる
- 頭痛やめまい、倦怠感がある
- 職場や家庭、学校などでストレスを感じる
- 涙もろくなる
- 攻撃的になる
- 喪失感を感じる
- 不安で神経質になる
- 今いる環境になじめない
- 疲れやすい
そのほか、気になる症状があればお気軽にご相談ください。
「こんなことで相談してもいいの?」と思わず、早めにご相談ください。
不調を積み重ねてしまうと、深刻な病気になりかねません。
ひとりで抱え込まずに、症状をお聞かせください。
医療福祉相談室
医療福祉相談室には精神科ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)が 8名所属しており、外来通院中や、入院から退院後の地域生活を支援しています。
安心して治療を受けていただくために、患者様やご家族様のご相談をお聞きし、地域の関係機関と連携して地域生活を支援していきます。
ご相談内容
- 障害年金、障害者手帳、自立支援医療費制度等の制度利用、申請について。
- 各種医療、福祉制度について、利用の仕方や相談場所について。
- 疾病による医療費や生活費についての相談。
- 就労についての相談。
- 日中の居場所や活動場所についての相談。
- 病気や障害を抱えて生活をしていく上での問題や不安について話を聞いて欲しい。
ご家族様へ
医療福祉相談室では、ご本人様だけでなく、ご家族様のご相談もお受けしています。
一人で悩まずお気軽にご相談ください。
ええわいしょクラブについて
宮本病院では、「ええわいしょクラブ」というプログラムを行っております。参加対象は、宮本病院に通院されている方です。
医師・外来看護師・精神保健福祉士が中心となり、少人数で様々な活動を行うことにより、生活リズムの安定化やコミュニケーションスキルの向上を図ることを目的としています。ご興味がある方は、ぜひ1度見学にお越しください。詳しい利用に関しては、医療福祉相談室(精神保健福祉士)までお気軽にお尋ねください。